臨床パストラル・ケアワーカー資格認定課程

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臨床パストラル・ケアワーカー資格認定課程

臨床パストラル・ケアワーカー資格認定課程

ケアワーカー課程の必須科目

(1)オリエンテーション・ワークショップ、科目Ⅰ, 科目Ⅱ、更に、科目Ⅲ~Ⅶの中から選択した2科目の受講、及び哲学・神学受講が必須条件となる。(4科目+神学)ただし、科目Ⅲ~ Ⅶはオリエンテーション、科目Ⅰを受講した後でないと、受講申し込みできない。
(2)科目Ⅱ~Ⅶはどの順序で受講してもよい。
(3)哲学・神学講座の概要は、ケアワーカー課程では評価を伴う20時間の受講が必須。
(4)資格認定課程申請者は当センターの会員であること

[1]オリエンテーション・ワークショップ
資格認定課程に進むために最初に必要な必須科目である。
資格認定課程研修会への案内・導入が目的であると同時に、適性を相互に確認し合うワークショップである。内容は、
a)スピリチュアルケアに関する導入講義
b)センター、研修会案内、研修病院、認定にいたる過程、事務手続きなどの説明
c)ブックレポート、教科書の説明
d)ワーク(人間関係とコミュニケーション・傾聴、など)の実施
e)個人面接 等である。
開催日時、場所、などはホームページ、チラシを参照の上、当該部署にお問い合わせ下さい。
総合結果は、研修事務部から通知する。

[2]科目Ⅰ:人間関係とコミュニケーション・傾聴
オリエンテーションに続いて受講する最初の研修会で研修病院での患者訪問はない。

[3]科目Ⅱ:価値観の明確化
オリエンテーション後、研修会Ⅶを受講する前までに受講。研修病院での患者訪問はない。
スピリチュアルケアを提供する時に、ホスト(H)が自分自身の価値観を把握してなければ、無意識に自分の価値観をゲスト(G)―患者さん-に当てはめるおそれがある。
科目Ⅱ及び科目Ⅱの詳細内容については各研修のシラバスの項を参照のこと。科目Ⅰおよび科目Ⅱでは、取り組む課題(宿題)が受講前に提示される。受講の時,持参のこと。その他受講中には、テープ起こし、感想文と目標達成確認などの提出がある。

[4]科目Ⅲ~科目Ⅶ
科目Ⅲ~Ⅶの中から選択した2科目の受講。(いずれも研修病院での患者訪問を含む)

[5]哲学・神学講座
資格認定申請前までに(時期は問わないので)、センターが認めた教育機関で、出席証明及び評価付の講義を20時間受講する。評価を研修部に提出する。
全研修会受講後でなくても哲学・神学講座を受講開始できる。

* 大学以外(例:地域の教会など)での神学講座は認められません。日本カトリック神学院などの神学講座は認められます。なお、当センターは毎年夏期に日本カトリック神学院において10日間の哲学・神学養成講座を開催します。(毎年10日間、受講60時間) また、センター企画哲学・神学講座の通信講座もあります。詳細は本部事務部にお問い合わせください。
* 神学講座は必ずしもキリスト教に限定されるものではなく、仏教やイスラム教等の講座でも認められる場合があります。ただしその場合は事前に本部事務所に相談して、その講座が認められるかどうかを確認してください。
* 哲学・神学講座の修了時、必ず受講証明書(時間数が明記してあるもの)の発行を依頼し、レポート提出、あるいは、テストなどの学習評価を受け、評価証を提出してください。「ケアワーカー課程」は20時間受講し、評価証明を提出。

ケアワーカー課程の申し込み条件、申し込み方法、支払方法

[1]資格認定研修会の申し込み条件
資格認定課程 研修会として受講の場合はまず、会員であること、また、ケアを目指す研修会のため、高校卒業以上の学歴を有し、精神的疾病の治療を受けたことがなく、現在心理療法、精神療法治療中でないこと、近親者との死別6ヶ月以内ではないことを条件とする。受講契約書(別紙3)を提出する。

[2]資格認定研修会の申し込み方法
受講を希望する研修会の締切日前に、別紙1「臨床パストラルケア研修会 受講申込書(科目Ⅰ~Ⅷ用)」で研修事務部まで申し込む。その後、申し込み受付の知らせと共に、予習・事前提出課題等が提示される。

[3]資格認定研修会の受講料の支払い
・研修は参加人数が定員に満たない場合は開催されない。そのため、中止・変更、もしくは他の研修会に変更要請をする可能性がある。
・科目Ⅰ~Ⅶの研修については、研修会開催日40日前に、各研修会場所の受講申込順及び提出書類の状況により受講決定の通知をする。受講決定通知と共に同封する振り込み用紙で受講料を振り込む。
・申込後のキャンセルは原則として認められない。研修会開始日の1ヶ月前までにキャンセルした場合は25%、それ以降の場合は全額がキャンセル料となる。
・研修会受講受付は申込順等を加味して優先順位が決定されるので、なるべく早い時期の申し込みを勧める。年間計画を提示して下さればありがたい。

ケアワーカー課程 受講課題

提出書類は多種であるが、「ケアワーカー課程」、「カウンセラー課程」の共通課題が多い。ただし、課題の提出回数や受講時間数などの違いがあることに注意を払う必要がある。違いについては各項に記述する。
前ページ提出書類一覧により全体概要を把握し、内容や詳細は各項目を参照するとよい。
ホームページ、及び機関紙である「スピリチュアルケア誌」に研修会の年間企画案内が掲載されるので、 各自年間受講企画をたて、研修部に提出する。研修会開催は参加者の人数によるので、早期に人数把握が出来ないと、参加人数不足のための中止が起こりうる。
提出物については、参考資料9-4「提出物について」(p33)を参照。

ケアワーカー資格認定課程 受講前提出書類

[1]資格認定課程選択通知書
各課程共通研修会を終了後、「ケアワーカー課程」を選択し「資格認定課程選択通知書」を研修部に提出する。

[2]「申し込み時提出書類」の提出 (研修会Ⅲの前に提出)
下記の書類を「ケアワーカー課程」の研修会受講前に提出する。
(1) 履歴書:市販されているものなど、一般的な書式のものを使用。
(2) 推薦状:恩師、信頼している方、神父、牧師などから、特に様式はないが推薦状を作成依頼し、提出する。
(3) 受講契約書 別紙3「研修会受講契約書」に署名捺印して提出する。
(4) 臨床パストラルケア研修会受講に関する下記質問事項への回答。(A4用紙1枚以内にタイプし、氏名、日付、タイトルを明記して提出)
①臨床パストラルケア研修会を受ける動機、②研修会を受ける目的、③研修会に期待すること、④ケアワーカー課程を選択した理由。
(5) 自分の歩み:次の質問についてa)~d)全体で、A4レポート用紙3~4枚程度にまとめる。これは、自分自身の歩みを見直し、受講前の準備とするために行うもの。
a) 自分の人生で転機となった体験について、下記の発達段階に沿ってまとめる。
①乳児期(0~2才)、 ②幼児期(3~4才)、③児童期(4~6才)、④学令期(7~12才)、⑤少年少女期(13~19)、⑥青年期(20~30才)、⑦成人期(30~65才)、⑧老年期(65才~)
b) 父親像や母親像
乳児期(0~2歳)や、子供時代 (3~12歳) と現在ではどのような相違があるかについて、各時期の父親、母親を現す形容詞を3個ずつ挙げた上で述べる。
c) 自分の信条:自分自身の信条(生きる基盤)について述べる。
d)成長の課題:現在、自分自身について感じている問題点を取り上げ、また、それらをどのように成長の課題としてとらえているのかを述べる

[3]教材
各科目では必要な教材(書籍、ワークブック等) があるので事前に購入。  各科目で使用する教材一覧および購入方法については、研修案内 第9章 参考資料9-3(p.31~32)を参照。

[4]予習・事前提出課題
全科目で事前にそれぞれの内容の予習および課題の提出の必要な場合がある。詳細は受講申し込み後に送られる案内で必ず確認。

[5]研修前のブックレポート
研修会案内 第9章 参考資料9-5「ブックレポートの書き方」(p34)を参照。  1冊分のブックレポートはパソコン入力しプリントアウトしたものを提出する。

ケアワーカー課程研修 受講中の課題

研修受講中に下記以外にも課題が出されることがあるので、指示に従って課題に取り組む。

[1]受講当日
遅刻・早退は原則として認めないので、研修開始、修了時間を前もって確認しておく。

[2]テープ起こし
研修によっては、講義を録音したテープを参加者が分担して書き起こす。それは講義内容理解の補助のため。書き起こししたものの提出方法については、参考資料9-4「提出物について」(p.33)を参照。

[3]病院実習(患者訪問)と研修中のスーパービジョン
(1)作成の仕方
訪問記録は、患者との会話の記録が主体であるが、その他の状況も記録して訪問記録とする。記入する内容は下記の項目などである。研修において訪問記録用紙が渡される。作成に当たっては、教材の「臨床パストラルケア 訪問記録」を参照。
(2)訪問記録の内容
訪問記録においては、以下のような内容を記録する。
注:H=ホスト(パストラル・ケアワーカー)、G=ゲスト(患者さん)
① 訪問について
訪問回数、題名、Gのスピリチュアルキーワード(ニーズ・痛み・叫びなど)
② Hの訪問理由および目的
③ Gについて
病気と主訴、家族関係奈ドンバックグランド、Gの話し方・表情・様子など
④ 入室時の印象、病室の位置、同室者の有無など
⑤ 会話記録
その場にいない方にもHとGの様子、雰囲気、状況が伝わるように、非言語的表現も書く
⑥ 臨床パストラル・ケアワーカー自身の訪問中の状態
身体的・知的・心理的・スピリチュアル的状態
⑦ 感想と反省
(3)訪問記録の回数
科目Ⅲ~Ⅶでは、研修期間中3日間あるいは4日間病院実習つまり、患者訪問を行う。そのとき、作成した訪問記録について、1科目受講中に2回、スーパーバイザーと共に検討するスーパービジョンが行われる。スーパービジョンを受けた訪問記録は研修後、研修事務部へ提出する。

[4]人生の分かち合い
「人生の分かち合い」の発表
現在まで生きてきた自己の人生を通して、人間として転機となった体験、成長への過程等の貴重な体験を意識し、具体的に書きまとめることによって自分自身の人生観、信条、信仰がより明確になることが期待できる。その歩みの旅を、スーパーバイザーやグループメンバーと分かち合う。      「ケアワーカー課程」受講者は最後の研修会に1回分かち合い、講評を受ける。研修後に清書原稿を      研修部に提出する。

[5]受講中のグループ面接と個人面接
個人面接は「ケアワーカー課程」受講者は最後の研修会中に行われる。他の研修会受講の際にはグループ面接が行われる。

[6]感想文、目標達成確認
なお、研修の目標達成確認を各科目研修終了時に提出する。感想文は帰宅後後研修部に郵送し、 到着確認後参加証が送られてくる。また、感想文は会報「スピリチュアルケア」誌、ホームページなどで(事前承諾の方のみ)公表される場合がある。

[7]研修中のブックレポート
第9章 参考資料9-5「ブックレポートの書き方」(p.32)を参照し、研修科目Ⅲ~Ⅶが修了するまでに、「ケアワーカー課程」は2冊のブックレポートを作成し、研修部に提出する。資格認定課程申し込み時の1冊とは別途のブックレポートである。

ケアワーカー課程研修 受講後の課題

[1]研修受講後の患者訪問と受講後のスーパービジョン
研修中にスーパービジョンを受けた訪問記録とは別に、研修後、訪問記録6回のスーパービジョンを受ける。さらに、スーパービジョンを受けない訪問記録10回分を直接研修事務部に提出する。      研修受講中以外の患者訪問は原則的には自己解決であるが、それが困難な場合は、本部事務所へ      相談する。もし、受講後のスーパービジョンを受ける場合はスーパーバイザーか本部事務所に      相談する。「ケアワーカー課程」認定のために必要な訪問記録の提出数:計20回

[2]ジャーナルの作成(任意)
訪問記録の完成後、ジャーナルを書くことを勧める。ジャーナルは、訪問記録の作成および、他の 病む人への訪問時、以下の点について記述する。
a) 訪問した病む人の中でもっとも適切な関わり
b) 訪問した病む人の中でもっとも不適切な関わり
上記の関わりについて、それぞれ以下の点を明確にする。
①訪問者の氏名、訪問日時、何回目の訪問
②病む人の氏名(イニシャル)、年齢、性別、病気と主訴、家族関係など、バックグランドの紹介
③訪問中「スピリチュアルケア」の観点から試みたことおよび実際に実行したこと  ④訪問中「自分の気持ち」の状態

[3]受講後のブックレポートの提出
資格申請に先立ち、研修後にもブックレポート3冊を研修事務部に提出し、合格評価を受ける。     研修会案内第9章 参考資料9-5「ブックレポートの書き方」(p.34)を参照。
この3冊には、ケアワーカー課程申し込み時及び研修中提出のブックレポートは含まれない。
「ケアワーカー課程」認定のために必要なブックレポート総数:計6冊

[4]自己評価の提出
臨床パストラルケア教育を受講した目的が達成されたかどうか述べる。
a) 以下の点についての受講前後の変化
①自己理解に関して
②病む人の理解に関して
③哲学・神学における洞察について
b) 臨床パストラルケア教育で培ったことの実行計画
c) 最終評価をA B C Dの4段階で評価し、自己採点したその理由
d) 今後の臨床パストラルケア教育についての要望を記す

[5]生きている木
「ほんものの自分にチャレンジ」P203 ~ 205を完成させ、コピーを提出する

[6]ワークブックの完成
  ワークブック「聴く耳 みる目 理解する心」の必要ページの記入を完成させて提出する。

ケアワーカー資格認定

[1]ケアワーカー資格認定申請
① 申請条件
臨床パストラル・ケアワーカー資格認定申請のために、「ケアワーカー過程」の必須研修科目、 受講前、中、後における諸課題ならびに哲学・神学講座をすべて修了していることが必要。
② 申請方法
臨床パストラル・ケアワーカー資格認定時期は5月と11月の年2回。 5月の資格認定申請は3月末までに、11月の資格認定申請は9月末までに、 臨床パストラル・ケアワーカー資格認定申請書に諸種の課題などの必要提出書類を添付して、研修事務部に申請する。 資格認定料 20,000円。

[2]資格認定審査
資格認定委員会で審査し、資格認定証の発行をもって認定とする。 認定式は臨床パストラル教育研究センター全国大会で行う。


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