在宅介護職でのスピリチュアルケアの実践

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在宅介護職でのスピリチュアルケアの実践

北九州ブロック 臨床パストラルカウンセラー 内田 英子

在宅介護2000年にスタートした介護保険制度から在宅介護の仕事をしています。入浴、排泄、食事等の介護、調理、掃除等の家事、その他、生活全般にわたる援助に関わっています。

現状は、心のケアプランは計画の中で明確にはされていませんが利用者は、人生の旅の後半にさしかかり、我が身の生活を他者にゆだねなければならない葛藤 や自分らしく生きられなくなっていく事への不安、怒り、孤独感をどの人も持っています。在宅訪問の良い所は一人のゲスト、家族と向き合えるところにありま す。日々の会話の中にたくさんの痛み、スピリチュアルな叫びを介護者にぶつけてきます。

「傾聴 - 正直さ、誠実さ、信頼と共に」

パストラルケアの学びは、利用者との関係を深めてくれました。傾聴に込められた正直さや、誠実によってお互いの信頼が生まれ、本物の出会いがうまれてい ます。会話記録をとり、何度かイエズスの聖心病院での勉強会でアドバイスをいただき、利用者とのスピリチュアルな関わりができるようになってきています。

認知症の方への対応は特にパストラルケアが重要である事を体験から学びました。その方の人生の全てをまるごと受け入れて関わることによってはじめて出会い が与えられました。在宅介護の中でのスピリチュアルケアですが十分に意味があり、まずは職場の中で会話記録の勉強会を準備してスピリチュアルケアへの理 解をしていくことをはじめていこうと思っています。


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臨床パストラル教育研究センターは、病人を全人的にケアするのに不可欠なスピリチュアルケア・ワーカーを養成するための組織です。