「教師Gさんの場合」

「教師Gさんの場合」

教師GさんGは教師という仕事をもち、母の看病のために独身を貫き、人に頼ることなく自立して生きて来た女性であった。 信仰を支えとし、神と自分との対話の中で生きて来られた。Gはこのような自分の人生を「私なんか生まれて来なければ良かった」と否定していた。

ガンという不治の病にかかり、死を間近にした時、「何も治療を受けずに死を待てない」「今までの人生の意味が見出せない」「もう早く死にたい」という叫びを上げていました。

このようなGの苦しみを救うきっかけとなったのは、見舞いに来た教え子の言葉と、偶然に見た「しおり」の言葉でした。 何人もの教え子のから、「先生のあの言葉に私は支えられました」という言葉はGの存在価値、人生の価値を与えるものになりました。

一枚のしおりにあった、”Each day is a precious gift from God” という言葉により、どの日もどの日も神様からの大切な贈物であった事に気づき、神様から大切にされた人生を実感したのです。

そこにずっといた私達は何なのか? 私達は、Gの存在を見せていただく存在、Gの霊的成長から学ぶ存在、Gの優しさや思いやりを受け取る存在であったと考えられる.これが、私達がGに対してできたスピリチュアルケアであったと思う。

※(臨床パストラルケア・スタッフ、「心と魂の叫びに応えて3」から引用)


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