スピリチュアルケア研修旅行 感想と報告

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スピリチュアルケア研修旅行 感想と報告

『ドイツで学んだ信頼』

私は、最初ドイツという異文化の中にあって、どのように自分を守っていいのか、どうしたらいいのか「とっても自信がない」と思いました。
そんな私が、サブリーダーとしての役割を果たす自信もないのはもちろんです。
「右と思うと左が正解」というような方向音痴だし、ドイツ語はもちろん英語も出て来ません。着いて3日位は時差ボケでさらにどうしていいのかわかりませんでした。しかし、段々に場に委ねることで「自信はないけど大丈夫」というようになりました。
与えられた場を信じ、与えられた人を信じるという信頼に目覚めたように思います。
「信頼」ってこういうものだったのかと目から鱗が落ちる思いです。
守られて導かれた日々に心から感謝してます。
(R.M.さん)

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ミステリー旅行の終着

わたしはこれまでミステリー列車やミステリーバスに乗り合わせた経験がありませんでした。この度乗車した第17回『心と魂のケアとホスピス研修ドイツ旅行』は私の想像をはるかに超えた13日間のミステリー旅行でした。
旅の途中は、乗り遅れないようにひたすら心の整理を繰り返す日々でした。しかし、このミステリー旅行の終着にはたくさんの宝物が待っていました。ドイツの9月を感じさせる黒い森と風、歴史と文化を感じさせる建物、パンやチーズ、ハム、ハーブティなどの食文化、そして何よりも研修先で出会った暖かで真摯な人々のまなざしがスピリチュアルな光となって私の心を照らしてくれます。私たちは夫婦でこの旅行に参加しました。同じ時を共有した日々は、私たちの日常生活に新たな一ページを飾ってくれました。
旅のリーダーとして私たちを導いてくださり、赤いベストがとてもお似合いになるキッペス先生、そして旅友(たびとも)である敬愛する皆さま、ありがとうございました!あなたもこんなミステリアスな旅行をしてみませんか。
(石川県 M.A.さん)

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研修旅行で思わぬ発見

この度の研修旅行では、12、3年来探していた写真が見つかりました。
絵のモチーフにしたいと思い、地元はもちろん、東京の丸善でも出会えず、もう縁がなかったとあきらめていました。ところがミュンヘンの空港の雑貨屋さんにあったのです。
その時、頭の中にはドバっとアドレナリンが大量放出され30センチほど飛び上がりました。「ワオ!ココニアッタ!!」
この度のドイツ研修旅行に行こうと決めた後、参加者名簿が送られてきて、「体調不良のため不参加」という方がおられました。それは私にもあてはまります。というのは、乳癌の再発で担当の医師から「もしかしたら他の人に迷惑をかけるようなことになるかもしれません。」と言われ、一瞬気持ちが揺らぎました。でも、「悪い方には考えない!」と強く思いました。
お蔭で、12、3年来探していた絵のモチーフにしたい写真をミュンヘン空港で見つけ、ラッキーでした。希望を持って行動するということは、次の展開につながると思いました。北は北海道から南は九州まで良き仲間たちと出会えたことにも心から感謝します。
(K.S.さん)

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研修旅行 感想

ドイツでスピリチュアルケアに携わる人たちに会い、どの人の瞳の奧にも強い信念と慈悲深い輝きを見ることができました。それはDNAレベルではないいのちのバトンタッチをした人のものとでも言いましょうか・・・。わが日本の地でもバトンをリレーしていきたいと思いました。
(T.K.さん)

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ドイツ研修旅行の感想

ドイツ旅行中、仲間と「おいしいものを食べたりの、観光したりする旅行の喜びと次元が違うね。」と語り合っていました。
一つ目は、ホスピス訪問のお礼に、歌をプレゼントさせて頂いた時のハプニング!
歩行の補助を使い、酸素吸入を押して、お顔も心なしか苦しそうでした。
その方に、何かキップス神父様がお声をかけました。すると傍にいたK女史の腕を取られダンスを踊られました。踊りは、今までの苦しそうな方とは思えない素晴らしいダンスでした。踊り終えたお顔は常喜され、幸せそうな笑顔に満ちていました。
素晴らしいダンスに拍手が起こりました。嬉しそうなお顔で立ち去られた後、まさに「旅立ちのダンスですね」と言われました。踊られたK女史は「忘れられない思い出になりました。愛された方とのダンスを思い出されているようでした」とお話しになりました。
二つ目は、研修旅行で出会った方々の<輝く顔>です。
エイズホスピスを作られたマリアフリーデンの創設されたご夫婦、パストラルケアの研究施設の指導者、州立病院での子供ホスピスの方々、スピリチュアルケア研修、在宅ケアホスピスでの指導者にお目にかかりました
苦しみの中にいらっしゃる方と共にいさせて頂くことは、心が重いことになる事もあると少し恐れておりました。
しかし、意外なことに、病気になった時に初めて呼吸できる事、排泄できる事、当たり前と思っていたことが、「あり・難い」ことだと思って生かされていることに感謝した。
回心の機会となった。という言葉をお聴きしました。むしろ死に直面している方の方が
「より生きている」と言えるのだと感じました。朝を迎えた時、「あゝ、今日も・・・・」と当たり前に受け止めているのと、「今日も命を頂いて生きる。恵まれた一日を頂き「御心に沿った一日でありますようにと祈る。」
そうした方々とSpirit本物の心の出会いを重ねる為でしょうか、以前病院勤務で忙しく働いていた時よりも心が解放されています。と語られた介護担当の方のお顔も、共に居ることで、悲しみや苦しみが無くなるわけではない筈なのに、心が解放されむしろ癒されると・・・そうした方々の体から発せられる気・霊・その光のように発するものは、信仰の深さと関係があるように感じました。
三つめは旅行仲間との本当の出会いです。
様々な経歴の方々との出会い。人間という文字が示しているように、人との精神的距離、物理的距離がかかわりの中で特徴を感じさせながら関わりを持つことができました。
少ない時間と移動距離の中で旅の工程が運営され、学習の質問においても、今でなければできない質問なのか、人数分の一の許された質問時間等の配慮が各自に求められました。無難に人との関係を社会性という仮面の中であえて言わずに、仲良くを過ごすものでしたが、スピリチャルケアを学ぶ事を意識した仲間との出会いの場では、互いの信頼と尊敬を持って、互いの成長を祈った形で、贈り物にも感じる交流が起こりました。私自身にも、過去の職業から来る言動の癖に気づきを頂きました。ある方には、「必要なメッセージを貴女の口を借りておっしゃって頂けた思いです」とおっしゃって頂きました。ほんとうの関係とは、関係性を壊す危険もありますが、互いのスピリチャルな触れ合いを信じ尊敬と信頼を持って関わる事は素晴らしい、本物になるステップの気づきになると思いました。
(R.O.さん)

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※丸山 寛先生と浅見 洋先生の感想はこちらの「スピリチュアルケア誌69号 16ページ」より掲載されています。

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