研修会感想 北海道キノルド資料館 科目Ⅵ

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研修会感想 北海道キノルド資料館 科目Ⅵ

札幌藤学園キノルド資料館 科目Ⅵ

2017年10月9日~13日

 今回の研修会の冒頭で講師の先生より、「スピリチュアルケアは教えてもらう世界ではなく、自分で気付く世界」であると伝えられました。それは援助者となる我々研修生にとっても、スピリチュアルケアを受けるゲストにとっても当てはまることであり、生きる上で、自分の人生の主役は自分自身であり、教えや手助けというケアによって支えられていることを強く意識しました。

研修会を通して先生の言葉は大きな後押しでした。多くのことを、様々な方向から問われ、自分にとって確立された部分、明確ではない部分、片寄った価値観を丁寧に振り返られた時間でした。自由に気付き、表現するといった、研修会場にいながらも、非常に実践的であり、主体性を重要視した内容は、科目研修が進む中で、スピリチュアルケアを行うものとしての資質や使命感を自覚する事に繋がると考えさせられました。

参加の目標の一つとしていた、自分自身の価値観や人生観、疾病観、世界観、死生観、家庭観などを明確にして自分の哲学を確立することは、今回の記録検討会では、研修生全員、先生の指導のもと、深く振り返り検討できたと思います。このように皆さんと、多様な側面から活発に意見交換ができたのは初めてでした。大変刺激になり、自分を見つめる時間となりました。今後は、研修会での学び、特に自分自身に意織的にいることを、日々に生活の瞬間瞬間でも実践し、前進したいと思います。(M. T.)

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Spiritual Care における「哲学」とは何だろう(?)と漠然と思い、Gさんの本当の「心の思い」を感じ取るためには、どのようなものが自分に身につくと事ができるのか(?)と考えながら参加した。

今回の講義で「スピリチュアルケアは、自分で気づいてゆく世界であり、答えはないが、何か通じるものがあり、その何かを感じ取るセンスを磨くことが大切である」と教えていただきました。そして、自分自身のSpiritual Paineに気づくことが、初めて他者のSpiritual Paineに近づけること、日々の生活の中で、自分自身の生き方を見つめ「自分が何を大切に生きているのか(?)」自覚するとき、それがそのまま「自分を生きる」ことであり「他者と共に生きる」ことへの、人としての成長につながるのだと思いました。また、訪問記録検討会では研修生の一人ひとりに記録に対して、皆で感じたことを正直に話し合えたことで、自分の中にある「自分の傾向」も部分的ではあるが発見することができました。訪問記録を聞き「このGさんの真のSpiritual Painはどこにあるのだろうか?」と考える時、他者の話を聴くことの難しさ&この記録検討会そのものがGさんとの対話の練習になっているのだと感じた。

それぞれのGさんが(やがて死に向かう人間として)「死」そのものよりもその死に至る過程での受容の在り方のなかにSpiritual Painが存在し、その思いをちゃんと受け止めるには他者の存在が必要な場面が多く、その時にこそパストラルケアの大切さがあるかもしれないと思いました。まだまだ未熟ですが学び続けてゆきたいと思います。(F. S.)

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