第12回研修旅行の感想

第12回研修旅行の感想

2005年9月9日、関西空港を出発しました。

第12回研修旅行

第12回研修旅行

ツールーズ空港よりの専用バスの中、キッペス神父様の呼びかけで自己紹介と共に研修の目的を各自述べることになった時、このツアーが観光ではなく、研修であることを思い出させてくれました。その時、旅の疲れよりも気が引き締まる思いがしたことを今更ながら思い出します。

それにも増して、参加された皆様が心の内を正直に話されたことに感動を覚えました。もう、その時にはすでにスピリチュアルな旅が始まっていたのですね。

そのように高揚した気持ちと共に迎えたルルドは、さらに感動を呼ぶにふさわしい街でした。街で行きかう人々が病める人への癒しの行為に満ちているのです。その行為が自然な行為として目に映ることが何とも新鮮でした。ルルドの日程に、ノートルダム病院見学がありジャックリーン先生に案内をしていただきました。先生の優しさは我々すべてに伝わり感動を呼びました。

参加者の神野裕行さんが、“先生に大切にしていただいた気がしました。”と感想を述べられました。先生とは初対面でありわずかな出会いにもかかわらず、相手に大切にされたという気持ちをいだかせることこそ、まさしくジャックリーン先生のすばらしさを言い表していると、彼の表現に思わず同感したものです。

さらに、ルルドのメッセージ・大聖堂前でのローソク行列・洞窟ミサ・国際ミサと、我々に感動を与えるのに十分でした。この研修旅行の出発にふさわしい街でした。

9月11日の深夜に到着することになるHAUS MARIA FRIEDEN AIDS ホスピス。その温かいシスターのもてなしに象徴されるようなホスピス。さらにホスピスの責任者であるキャルコールニさんの講義を通して、ホスピスとしての考え方・知識・姿勢を教えていただくと共に、ホスピスに過ごしておられるGaste(ホスピスでは、患者と呼ばないで“お客様”と呼んでいる)と接することでホスピスの意義を身体で感じ取ることがきました。

キャルコールニさんには、実は彼の子供さんが重篤な状態であるにも関わらず、最後までにこやかに丁寧な講義をしてくださいました。せめて、その彼の子供さんの回復を願いみんなで祈りを捧げたことも感慨深いものでした。

またその地で、キッペス師は歯科医院に治療に行かれたことを知りました。それからのキッペス師の、歯の痛みとの戦いは顔の腫れが物語っているようでした。キッペス師には皆のために歯の痛みに堪え、ドイツ語通訳をしていただき、そのお姿が痛々しいほどでした。

キッペス師の歯科治療や激痛の間、通訳の大役を果たしていただいたのが、ドイツ語堪能な静岡大学哲学科教授の浜渦先生でした。英語通訳に関しては慶応大学医学部教授の加藤先生に力を大いに発揮していただきました。それぞれの先生方のおかげで言葉の垣根がかなり無くなり、いまでも心より感謝しております。

その後は、シュツットガルトの臨床パストラルケア教育研修センター・ホスピス・Katarina病院・STOBIAS・中央病院・アルバトロス在宅ケアホスピス・セントビンセントホスピス・ミュンヘン大学・ミュンヘンレデンプトール会・ウルム軍人病院などにて豊富な内容の研修および温かいもてなしを受けました。


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